麻雀は運要素を多分に含むゲームなので、初心者が上級者に勝てることもあります。ここが麻雀の面白いところの一つですが、長く遊んでいると必ず優劣が付き、初心者が上級者に勝てる確率は0に等しくなります。これには上級者が初心者に持っていないテクニックをたくさん知っているからです。ここでは麻雀で負けを減らすためのテクニックを紹介していきます。目指せ【脱・下手くそ麻雀】

負けを減らすためのテクニック

初心者泣かせ!フリテン【振聴】のルール

麻雀にはフリテンというルールがあり、(一部のローカルルールを除いて)「自分が捨てた牌でロンあがり」することがぜきません。ここではフリテンについて詳しく見ていきます。

【待ち】の種類を覚える

麻雀で「あがる」一歩前の状態をテンパイといい、この時にできるだけ多くの種類・多くの数の牌で【待つ】ことが麻雀で勝率をUPさせるための一つの要素となります。まずは、どのような【待ち】の形があるか覚えていきましょう。複合系の待ちは練習問題形式で紹介しています。

初心者即リー【立直(リーチ)】のススメ!!

麻雀初心者は副露(フーロ)はせずに門前テンパイ即リー(リーチ)がオススメです。麻雀で和了(あがる)為には役が必要ですが、リーチはそれ自体が1翻の役となるためテンパイ時に役が無くても和了することが可能です。他にも複数のメリットがあります。序盤・中盤で先制リーチができる場合は積極的に即リーを仕掛けていきましょう。

狙え!メンタンピン!

【メン=リーチ】【タン=タンヤオ】【ピン=ピンフ】はどれも1飜の役すが、出現頻度が高く牌効率もよい戦術としてとても重要な役となってきます。ここではメンタンピンについて詳しく見ていきたいと思います。

スジ牌から安全牌を読む

フリテンを利用した振り込み(放銃)回避術。まだ、スジ読みを覚えていない麻雀初心者は必ず覚えましょう。麻雀はリャンメン待ちが非常にあがりやすく、リャンメン待ちになる確率も高いです。スジ読みを覚えればリャンメン待ちに対する放銃率を格段に下げることができます。

壁スジの応用とその守備力

上の項の続きです。壁を見つけることができれば、そこからの応用で安全牌である可能性のあるスジ牌を見つけ出すことができます。この応用をマスターすると、手牌と捨て牌からリャンメン待ちはもちろん、情報次第で【カンチャン待ち】【ペンチャン待ち】【単騎待ち】【シャンポン待ち】まで防げる場合もあります。

スジ牌から危険牌を読む

スジ(表スジや中スジ)や壁スジから比較的安全である牌を予想できるのとは別に、その逆にスジから放銃する可能性がある危険牌を予測することができます。ただし、安全牌を読むスジとは違い、危険牌を読むスジは精度が低いため、それだけを信じて打牌することはできませんが、メカニズムを知ることはマイナスにはなりません。とりあえず仕組みだけでも覚えておきましょう。

ベタオリの手順とまわし打ちとゼンツッパについて

ここではベタオリの手順を中心に【ベタオリ】【まわし打ち】【ゼンツッパ】について紹介しています。中でも麻雀は75%程度は和了することができないゲームなので、【おりる技術】はとても重要です。麻雀初心者は牌効率を考え最速での和了を目指すよりも、自身の危機を察知しなるっべく放銃しない打ち方を覚えていきましょう。

聴牌【テンパイ】と不聴罰符【ノーテンバップ】

「たかがテンパイ流局・されどテンパイ流局」
荒牌平局(和了者が出ないままツモる壁牌がなくなり流局すること)し、テンパイ者とノーテン者がいると不聴罰符としてノーテンのプレイヤーからテンパイしたプレイヤーに点数が移動します。移動する点数は低いですがこれが連続するとボディーブローのようにジワジワきいてきます。目指すは和了ですが、和了できないのであれば、放銃を避けつつ積極的にテンパイを狙っていきましょう。