役満を除けば、数ある役の中で最も点数の高い役がここで紹介する清一色(チンイツ/チンイーソー)となり唯一の6飜役となります。
【6飜の役】もくじ
清一色(チンイツ/チンイーソー)
手牌の例 | |||
待ち牌 | 飜数と食い下がり | ||
メンゼン6飜 食い下がり5飜 |
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解説とワンポイントアドバイス | |||
1種類の数牌のみで構成された役でメンゼンで6飜の跳満以上が確定、食い下がりでも5飜の満貫以上が確定する役となり、役満を除けば役単体として最も点数の高い役となります。3飜の役であるホンイツの上位役であるため、ホンイツとは複合しません。
メリットはなんと言っても得点力。ピンフ・タンヤオ・イッツウ・イーペーコー等様々な役との重複が期待でき、ドラが重なれば数え役満も見えてきます。 デメリットは、ホンイツの時と同じで必要な1種類の数牌を除いて全てが不要牌となるので、捨て牌が極端に偏り狙いが他家にバレやすいです。また、他家に必要な中張牌(チュンチャンパイ)をガンガン切り出すことになるので、手配が煮詰まってくると放銃の可能性が高くなります。 また、待ちが複雑になりやすいのも清一色の特徴となります。3枚使い、4枚使いが増える多面待ちになると瞬時に待ちを割り出すのは難しく、ある程度の慣れが必要となります。 |
清一色(チンイツ/チンイーソー)何待ち?練習問題
清一色の複雑な待ちには、いくつかのパターンを覚えてなおかつ慣れが必要になってきます。練習問題のページで詳しく紹介していきますが、ここでいくつか清一色の練習問題を載せておきます。牌姿をクリック(タップ)すると答えが表示されます。
まずは左の2面子を抜いて右側だけ考えていきます。
雀頭が無いのでまずはを雀頭として考えてみると、が見えてくると思います。次にを暗刻として考えていきます。
今度は雀頭のが見えてきます。
次は右の面子を抜いて左側だけ考えていきます。
すると雀頭のが見えてきます。
最後にを雀頭として考えてみます。
すると、が見えてきます。
これをまとめるととなります。
漠然と見ていてもなかなか難しいので右と左に分けて考えていきます。まずは、左の2面子を抜いて右だけを見ていきます。まずは、を雀頭として見ていきます。
すると、が見えてきます。
次は、を雀頭として見ていきます。
すると、一盃口(と一盃口崩れ)のが見えてきます。
今度は右の2面子を省いて左側だけを見ていきます。
4枚使いのとその前後ので2面子できます。この形は見ただけでわかるよに暗記しておきましょう。
右側で2面子、左側で既に2面子が見えているので後は雀頭を探すだけです。すると、が見えてきます。そして最後にを雀頭とすると、カンチャン待ちでが見えてきます。
ということで、まとめるととなります。
ではいつも通り右と左に分けで考えていきたいと思います。まずは右だけを見ていきましょう。
するとが見えてくると思います。これは簡単ですよね。次は左側を見ていくので右の確定2面子を抜いて考えていきます。
雀頭をにしたら、が見えてきます。最後が少し見つかり辛いかもしれません。最後は刻子になっているを雀頭に考えます。
するとペンチャン待ちでが見えてきます。
まとめると、となります。